私が通っていた学校では、夏休みになると高齢者の方々を助けるボランティアがありました。そのボランティアは、各学年ごとのチームに分かれて高齢者の方々の家に訪問するという活動でした。訪問したときに、高齢者の方々になにか困っている事はないかを聞いてその困っていることを解消していきました。その活動は毎年行っていたので、特に困る事は無いだろうと思っていました。

ですがある年のボランティア活動に参加したときに、大変困ったことがおきました。それが、お年寄りの方が家が雨漏りしているから直してほしいと言うことでした。正直学生の私にとってそのようなことを修理する技術は全くありません。ですので、学校の先生にそのようなことを報告してどうするか判断を仰ぎました。

すると、ボランティア活動に協力してくださっている方が修理できると言う事だったので、その方と一緒に雨漏りを修理することにしました。一緒にと言っても、学生ですのでその方の補助をするだけでしたが、とても貴重な経験になりました。その方は何でも屋をしている方で、このような修理は慣れていると言うことでとても短時間で終えてくださいました。修理した後に、お年寄りの方に伝えるととても感謝されたので、補助だけでしたがボランティア活動に携われて良かったなと改めて思いました。

聞く話によると、それ以降雨漏りがなくなったと言う事だったので生活が改善されて嬉しく思いました。また機会があればそのようなボランティアをしてみたいと思っています